研究課題/領域番号 |
20500137
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研究機関 | 広島市立大学 |
研究代表者 |
北上 始 広島市立大学, 情報科学研究科, 教授 (50234240)
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研究分担者 |
黒木 進 広島市立大学, 情報科学研究科, 准教授 (20225288)
田村 慶一 広島市立大学, 情報科学研究科, 講師 (80347616)
森 康真 広島市立大学, 情報科学研究科, 助教 (60264959)
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キーワード | テキストデータ / 配列データ / 規則性抽出 / 索引構造 / 正規表現 |
研究概要 |
今年度の実施計画に基づいて実施した研究の成果は以下のとおりである. (1) 知識創造支援型データベースシステムの構成法の研究 文字列データ(特に、分子配列データ)に含まれる曖昧性に注目し、文字列データに対する類似検索結果(関係オブジェクト)に対しては、規則性を見つけ出すための最小汎化処理の方法について既に明らかにしているが、マルチプルアラインメントを予め適用することが最小汎化処理の精度向上につながることが分かった。 (2) 知識創造支援型データベース処理の効率化の研究 特定の空間データ(蛋白質立体構造データ)に対する高速類似検索のために有用なディスク版のサフィックス木を作成する方法について検討を行った。 (3) 知識創造過程におけるコミュニケーションの成立を支援する方法の研究 調停グラフの効率的な視覚化の方法を検討するために、球面上に描く方法について検討した。 (4) 知識創造支援型データベースを応用する方法の研究 広島市立大学の社会連携センターが企画するイベント等に参加し、引き続き、知識創造支援型データベースを応用する方法について検討を行った。
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