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2009 年度 実績報告書

多人数参加型サイバージオラマ自動生成・提示システム

研究課題

研究課題/領域番号 20500176
研究機関(財)九州先端科学技術研究所

研究代表者

有田 大作  (財)九州先端科学技術研究所, 生活支援情報技術研究室, 研究員 (70304756)

研究分担者 木室 義彦  財団法人九州先端科学研究所, 研究室長 (30205009)
谷口 倫一郎  九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (20136550)
島田 敬士  九州大学, システム情報科学研究院, 助教 (80452811)
キーワード画像,文章,音声等認識 / 地理空間情報システム(GIS) / コンテンツ・アーカイブ / コンピュータビジョン
研究概要

本年度は,昨年度に引き続き,ロボット用の地理空間情報システム(GIS)であるR-GISについて検討を行い,そのプロトタイプシステムの実装を行った.
GISは「時空間的情報を管理するためのデータベースシステム」であり,R-GISはGISをロボットに利用するために,「各種センサによって獲得された各種時空間情報をGISに登録」し,「それらの情報を融合」することにより,「実世界で行動するロボットに時空間情報を提供」できるように機能拡張したものである.
R-GISはロボット用のGISではあるが,そのコア技術はロボット以外にも広く利用することができる.サイバージオラマ自動生成においても,R-GISの機能を利用することで,「デジタルカメラで撮影した時刻情報付き画像情報をGISに登録」し,「それらの画像を融合」することで,「実世界の3次元的な形状情報・色情報をユーザに提供」することが可能となる.
複数ユーザから提供される画像情報を融合し,実世界の3次元的な形状情報・色情報を生成するために,多数の画像の管理,それらとGIS中の地図情報との融合,生成された3次元形状・色情報の管理・更新方式について検討し,その標準化についての提案を行った.具体的には,画像情報だけでなく,画像どうしの位置合わせに必要となる点群情報やボリューム情報の表現方法,それらの情報をGISを用いて,登録・管理・提供する手法について検討を行った.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] ロボット地理空間情報システムR-GIS2009

    • 著者名/発表者名
      木室義彦
    • 雑誌名

      日本ロボット学会誌 Vol.27

      ページ: 44-52

    • 査読あり
  • [学会発表] ロボット地理空間情報システムR-GIS2009

    • 著者名/発表者名
      有田大作
    • 学会等名
      日本ロボット学会学術講演会
    • 発表場所
      横浜国立大学(神奈川県)
    • 年月日
      2009-09-17

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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