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2010 年度 研究成果報告書

生理・心理情報による情動の数理モデル化の試み

研究課題

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研究課題/領域番号 20500191
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 感性情報学・ソフトコンピューティング
研究機関千葉大学

研究代表者

久保 光徳  千葉大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60214996)

研究分担者 寺内 文雄  千葉大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30261887)
青木 弘行  千葉大学, 大学院・工学研究科, 教授 (20009757)
田内 隆利  千葉大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70236173)
研究期間 (年度) 2008 – 2010
キーワード情動モデル / 心理反応 / 生理反応 / 心地よさ / 気づき / デザインプロセス
研究概要

本研究はまず,1/fゆらぎを持った三次元形状が心地よさ(情動)に与える効果に着目し、このゆらぎを適用した立体格子と規則的に配列された立体格子を制作し,両者を心理的・生理的な観点から評価することで,心地よさ(情動)に及ぼす1/fゆらぎの影響を立体格子形状を通して明らかにすることを試みた。結果として,1/fゆらぎを持った立体格子は,その触り心地や自然な外観が心地よさ(情動)を提供する造形要因となりうることが示唆された。次に,デザインプロセスにおける"発想の飛躍(気づき)"をモデル化するために,一般的なデザインプロセスを表現する平面(デザインプロセス平面)を定義し,それに直交する平面を,プロセスを通してデザイン実践者が持つと想定できる情動やイメージを示す平面としてのイメージ平面を定義し"気づき"を図式化することの可能性を示唆した。最後にこの心地よさと気づきをいずれも情動と理性との複合空間により説明できるとし,基本的な情動モデルの提案を行った。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2011 2010 2009

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] INVESTIGATION INTO INDUCTION OF A FEELING OF PLEASURE CAUSED BY VIBRATION2009

    • 著者名/発表者名
      Mitsunori Kubo, Fumio Terauchi, Takatoshi Tauchi, Hiroyuki Aoki, Masayuki Terakata
    • 雑誌名

      Proceedings of IASDR2009, INTERNATIONAL ASSOCIATION OF SOCIETIES OF DESIGN RESEARCH

  • [学会発表] 医療機器設計論に見るデザインプロセスの図式化-不連続を伴う設計過程/創造過程の図式化の試み-2010

    • 著者名/発表者名
      久保光徳,寺内文雄
    • 学会等名
      ものづくり第8回ものづくり・創造性教育に関するシンポジウムプログラム
    • 発表場所
      秋田大学大学院工学資源学研究科附属ものづくり創造工学センター
    • 年月日
      2010-11-11
  • [図書] かたち・機能のデザイン事典(素材と力)2011

    • 著者名/発表者名
      久保光徳,田内隆利
    • 総ページ数
      2, 542-543
    • 出版者
      丸善株式会社

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公開日: 2012-01-26   更新日: 2016-04-21  

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