研究概要 |
一般に高性能識別器は,調整できる自由パラメータを持っていて,識別器の汎化能力を高めている.監視カメラは防犯上の理由から多くの駐車場に設置されているが,カメラ方式の検知システムは検知精度の問題から屋外駐車場用としては実用化されていない.今回開発された新システムは平成21年に実際に導入された.また,屋外駐車場(屋上)における約2ヵ月間のテストでの検出精度は99.6%で当初の目標を大幅に上回る性能が得られた.訓練データが10倍になった時の訓練時間は,提案のFCMCでは10倍になるが,LibSVMでは約100倍になることを示した.
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