| 研究課題/領域番号 |
20500222
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| 研究機関 | 電気通信大学 |
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研究代表者 |
諏訪 博彦 電気通信大学, 大学院・情報システム学研究科, 助教 (70447580)
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| 研究分担者 |
山本 仁志 立正大学, 経営学部, 准教授 (70328574)
岡田 勇 創価大学, 経営学部, 准教授 (60323888)
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| キーワード | ブログ空間 / コミュニケーション / ソーシャルメディア / SNS / Q&Aサイト |
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| 研究概要 |
本研究の目的は、ブログ空間におけるコミュニケーションネットワーク生成メカニズムの解明であり、平成20年度にはブログ作者の動機が執筆行動に結びつき、その結果として読者による反応が発生する動機・行動・反応モデルを構築している。平成21年度には、ソーシャルメディアの発展に合わせて、ブログ機能を内包したSNSに範囲を拡張し研究を行っている。その結果、企業内で用いられるSNSが,導入以前は関与することのなかった多様な参加者の気軽な情報発信や議論を可能にすること、素早い問題解決を可能にすることを明らかにしている。
これらの結果を踏まえ、平成22年度は、ウェブ上でユーザ同士がコミュニケーションを行う掲示板やQ&Aサイトなど、様々なソーシャルメディア上のコミュニケーションを活用した情報システムの構築や分析を行っている。システム構築の例としては、音楽SNSの人間関係に着目し、その関係に基づいてインディーズアーティストを推薦するシステムや、短期的に世代交代をする組織における情報伝承システムを構築している。
分析事例としては、実際に活用されている地域SNSに着目し、その導入目的と利用効果のギャップについて考察している。また、エージェントベースシミュレーションを用いてQ&Aサイトをモデル化し、報酬制度がもたらす影響について分析を行っている。
これらの研究成果に基づき3年間の研究成果の一部を、人工知能学会からの依頼に応じ「ソーシャルメディアによる組織・コミュニティの変革」としてまとめている。
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