研究課題
基盤研究(C)
GABA伝達に関与する様々な分子の発現・局在を解析し、GABAの神経系の発生・再生・可塑性への関与を解析した。その結果、次の3つのことが明らかになった。多くの領域では、GABAの興奮作用を介した形態形成への関与があるが、最も原始的な領域である脊髄の前角ではほとんど無い。末梢運動神経線維の損傷においては、再生過程でGABAが興奮性に作用し、再伸長を促す。三叉神経系の領域(脳幹、大脳皮質)ではGABAシナプスの形成と抑制作用の開始が臨界期の終了と関連していた。
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