研究課題
基盤研究(C)
シナプスの伝達効率は、神経細胞の活動性が高い場合に増強される。この現象は記憶の分子機構と考えられている。我々は、これまでの報告から、リボソームタンパク質(RP)の中のRPS19のリン酸化が、シナプス局所でのタンパク質産生を増加させる可能性を考えた。今回、試験管内、神経細胞の培養系および脳内での検討から、CaMキナーゼIが、神経細胞の活動依存的にRPS19をリン酸化することで、リボソームの形成を調節していることを示唆する結果が得られた。これらの研究成果は、記憶の分子機構の理解に大きく貢献するものと期待される。
すべて 2011 2010 2009 2008 その他
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (9件) 備考 (1件)
Eur J Pharmacol 650
ページ: 151-156
Pulm Pharmacol Ther 23
ページ: 308-315
J Neurochem 109
ページ: 393-402
Toxicol Appl Pharmacol 235
ページ: 77-85
Mol Cell Endocrinol 307
ページ: 125-132
Biochem J 412
ページ: 223-231
http://w3.u-ryukyu.ac.jp/biochemistry/