ラットを用いて、30分の不動負荷にて精神的ストレスを与え、SONOS5500、S12高周波プローベ(周波数5-12MHz,フレームレート≧120Hz)を用いて、負荷前後の心機能をFractional Area Change法(FAC法)を用いて評価した。その結果、負荷中に心臓は過収縮を示したが、その後麻酔で意識レベルを低下させたところ、麻酔後20-30分で心機能(FAC)は一過性に著しく低下し、その後徐々に回復した。α・β遮断剤やCa拮抗薬などを前投与すると一過性の心機能低下を予防することができた。この結果はストレス誘発性の心機能低下に対する予防に重要な示唆ができた。
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