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2008 年度 実績報告書

アルツハイマー病のBPSDに対する振動音響療法とフット・スパの効果の検討

研究課題

研究課題/領域番号 20500458
研究機関県立広島大学

研究代表者

小池 好久  県立広島大学, 保健福祉学部, 准教授 (20368723)

研究分担者 加納 良男  吉備国際大学, 保健科学部, 教授 (70116200)
キーワードリハビリテーション / BPSD / 振動音響療法 / フット・スパ / 高照度光療法 / PC12m3細胞
研究概要

1.ADのBPSD(特に焦燥)に対する非薬物療法・振動音響療法がもたらす効果の検討。
具体的内容:振動音響装置を用い、焦燥感の強い老健入所者21名に対し、振動音響療法を16:00より30分提供。
結果:生理面では最終的に遂行できたほぼ全員に効果が見て取れた。また、夕暮れ症候群を示す群の改善が確認された。睡眠改善効果(アクチグラフを用いて)等について現在分析中。
重要性:現在データを処理している段階ではあるが、現段階では夕暮れ症候群の改善効果の可能性が伺われる。
2.ADのBPSDに対する高照度光療法(Bright Light Theraphy:BLT)の効果の検討(PC12m3細胞を用いて)
具体的内容:PC12m3細胞を用いたUVCの効果の検討を行ったが、さらにUVA/UVBの効果と赤外線の効果の検討を行った。
結果:赤外線(熱を除去)での効果はほとんど確認できなかった。逆に、UVA/UVBでもUVCと同じような効果が確認された。このことより高照度光療法効果は紫外線にあることが示唆された。【現在執筆中】
意義:高照度光療法の安全な使い方の1指針につながる。
3.ADのBPSDに対するフット・スパ(温熱刺激)の効果の検証(PC12m3細胞を用いて)研究分担者:加納具体的内容:PC12m3細胞を用いて温熱効果の最適時間及び温度の検討を行っている。現在研究中。
意義:温熱刺激の細胞レベルでの効果及び安全性の確認。

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2021-12-20  

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