• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2010 年度 研究成果報告書

ウェーブレット変換型両耳信号処理と鼓膜加振デバイスによる次世代補聴システムの開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 20500496
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 リハビリテーション科学・福祉工学
研究機関仙台高等専門学校

研究代表者

本郷 哲  仙台高等専門学校, 専攻科, 教授 (80271881)

研究分担者 濱西 伸治  仙台高等専門学校, 機械システム工学科, 准教授 (00374968)
研究期間 (年度) 2008 – 2010
キーワード補聴器 / ウェーブレット変換 / 鼓膜加振デバイス / FEM / TS-BASE / WT
研究概要

ウェーブレット変換(WT)型の音声強調システムと鼓膜加振動デバイスを組み合わせて,次世代の補聴システムの検討を行った.WTは,Meyer型のWTが優れており,これに基づくPTI-CWTを用いることが有効であることがわかった.また,両耳信号処理アルゴリズムとして,TS-BASE/WTを提案した.これは,少ない帯域数でも,従来の音声強調法と同様の性能があることが,定量評価,主観的評価においても明らかとなった.有限要素法を用いて,頭部,鼓膜・耳小骨のモデルを解析するとともに,石膏頭部モデルにより,音声の頭部伝達特性の解析を行った結果,音声補聴用としても適していることがわかった.

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2010 2009 2008

すべて 学会発表 (5件)

  • [学会発表] 有限要素法を用いたヒト頭部・面防具モデルの衝撃力解析2010

    • 著者名/発表者名
      高橋宗一郎,濱西伸治,青木良浩,和田仁
    • 学会等名
      日本機械学会第40回学生員卒業研究発表講演会
    • 発表場所
      秋田大学
    • 年月日
      2010-03-05
  • [学会発表] バイノーラル音声強調におけるウェーブレット変換の応用,ウェーブレット変換およびその応用に関するワークショップ2009

    • 著者名/発表者名
      本郷哲
    • 発表場所
      豊橋技術科学大学
    • 年月日
      2009-09-17
  • [学会発表] 複素ウェーブレット変換を用いた柔係数決定型2段階バイノーラル音声強調法の検討2009

    • 著者名/発表者名
      本郷哲,坂本修一,李軍鋒,鈴木陽一
    • 学会等名
      日本音響学会秋期研究発表会
    • 年月日
      2009-09-16
  • [学会発表] 複素ウェーブレット変換を用いた両耳聴音声強調アルゴリズムの研究2009

    • 著者名/発表者名
      菊地将輝,本郷哲,章忠
    • 学会等名
      平成20年度高専連携教育研究プロジェクト成果発表会
    • 年月日
      2009-08-28
  • [学会発表] ウェーブレット変換を用いた両耳補聴器用音声強調法,ウェーブレット変換およびその応用に関するワークショップ2008

    • 著者名/発表者名
      本郷哲
    • 発表場所
      豊橋技術科学大学
    • 年月日
      2008-09-18

URL: 

公開日: 2012-01-26   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi