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2008 年度 実績報告書

中1ギャップの克服をめざして -男女必修ダンスの指導法開発を促進する小中連携-

研究課題

研究課題/領域番号 20500516
研究機関横浜国立大学

研究代表者

高橋 和子  国立大学法人横浜国立大学, 教育人間科学部, 教授 (10114000)

キーワード中1ギャップ / 中学ダンス必修化 / 指導法開発 / ダンス技能
研究概要

本研究「中1ギャップの克服をめざして : 男女必修ダンスの指導法開発を促進する小中連携」では、平成20年度は、先行研究で明らかにしてきた気軽に踊れる「ダンス」教材に関する知見に基づき、横浜国立大学附属鎌倉小学校6年生と中学1年生の男女に本研究者が授業実践を行った。その結果、受講者の意識調査などから典型教材の有効性が実証された。特に、新学習指導要領で提示されている「表現運動・ダンス」における技能を明確に押さえた指導のあり方について、具体的な「ダンス指導方略モデル」の作成ができた。
また、「表現運動・ダンス」実践を積極的に行っている北九州市立花尾小・中学校での参観を通して、自己表現が豊かになされていることや、他者とのコミュニケーション能力が培われている様子がうかがえると共に、受講者の肯定的な意識の変容が見られた。ここでの指導者はダンスの初心者とも言え、「ダンス指導方略モデル」に基づけば、ダンス技能を押さえた指導の可能性が推察された。
平成21年度も引き続き、横浜国立大学附属鎌倉小・中学校、並びに北九州市立花尾小・中学校での研究協力を得て、小学校期のダンス経験が中学1年にあがってどのような影響を与えるのかについて継続研究が期待できる。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 翼を持ってそしていま銀盤を華麗に舞う2009

    • 著者名/発表者名
      高橋和子
    • 雑誌名

      (社)日本女子体育連盟機関誌『女子体育』 第51巻1号

      ページ: 6-9

  • [雑誌論文] 日溜まりの場としての体ほぐし2009

    • 著者名/発表者名
      高橋和子
    • 雑誌名

      体育科教育 第57巻5号

      ページ: 44-47

  • [雑誌論文] 徳島県の伝統文化「阿波踊り」の教材化に向けた実践研究2009

    • 著者名/発表者名
      中村久子
    • 雑誌名

      (社)日本女子体育連盟機関誌『学術研究』 第25号

      ページ: 1-12

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 表現の入り口2008

    • 著者名/発表者名
      高橋和子
    • 雑誌名

      (社)日本女子体育連盟機関誌『女子体育』 第50巻7/8号

      ページ: 50-53

  • [学会発表] ダンスパフォーマンスが高校生の心身に及ぼす影響について2008

    • 著者名/発表者名
      高橋和子
    • 学会等名
      日本教育大学協会第28回全国舞踊研究発表会
    • 発表場所
      福島テルサ
    • 年月日
      2008-12-20
  • [図書] 中学校新学習指導要領の展開 保健体育科編(今関豊一, 品田龍吉編)2008

    • 著者名/発表者名
      高橋和子
    • 総ページ数
      200
    • 出版者
      明治図書
  • [図書] 中学校教育課程講座 保健体育(今関豊一, 他編)2008

    • 著者名/発表者名
      高橋和子
    • 総ページ数
      262
    • 出版者
      ぎょうせい

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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