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2010 年度 実績報告書

冬季野外活動(スノースポーツ)におけるターンモデルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 20500517
研究機関福井大学

研究代表者

清水 史郎  福井大学, 教育地域科学部, 教授 (30020134)

キーワードスノースポーツ / ターンモデル / 3本スキー / 3輪車 / 4輪車 / トップリフト
研究概要

本研究の目的は、冬季野外活動(スノースポーツ)におけるターンモデルの開発を行うことであった。そこで、スノースポーツをスキー板の本数から以下の4つに分類した。
1.1本スキー(スノーボード、チェアスキーなど)
2.2本スキー(アルペンスキー、テレマークスキー、スノースクートなど)
3.3本スキー(スノー三輪車など)
4.4本スキー(自動車のような4輪に近いスノースポーツなど)
本年度は、上記、3.3本スキーについてターンモデルを開発し、「3本スキーモデル,3輪車モデルと4輪車プルークトップリフトの類似性」(日本スキー学会誌 第20巻第1号 pp.125-132.)を論文として成果発表した。内容は以下の通りである。「3本スキーモデル,3輪車モデルと4輪車のプルークトップリフトモデルを開発し,斜面上を滑らせた(転がせた).3本スキーモデルにおいて,前方の両スキーと後方の1本スキーに舵角(迎え角)を与えるとターンした.同様に3輪車モデルの前方2輪に対し後輪1輪に舵角を与えると旋回した.さらに4輪車のプルークトップリフトモデルは,トップリフトした側に旋回した.そして3本スキーモデル、3輪車モデルと4輪車トップリフトモデルのターン方向や旋回方向は,船の舵を切った回頭する方向と一致していた.」本研究の3本スキーやスノーボード(1本スキー),アルペンスキー(2本スキー)や4本スキーはスキー板の本数は異なっていても,ターンの方向は,船が進んでいるときに転舵した方向にターン(旋回・回頭)することと同一である.これらのターンの考え方は,スノースポーツのターンモデルに共通する要素であることを明らかにした

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2011 2010 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 3本スキーモデル,3輪車モデルと4輪車プルークトップリフトの類似性2010

    • 著者名/発表者名
      清水史郎
    • 雑誌名

      日本スキー学会誌

      巻: 20 ページ: 125-132

  • [学会発表] 受動型横ずれターンモデルの開発-股関節の外転・内転と股関節の内旋による複合モデル-2011

    • 著者名/発表者名
      清水史郎
    • 学会等名
      日本スキー学会
    • 発表場所
      新潟県高田がんぎどおりプラザ
    • 年月日
      2011-02-12
  • [備考]

    • URL

      http://eduOO.f-edu.u-fukui.ac.jp/~shimizu/toP1.htm

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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