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2010 年度 実績報告書

総合型地域スポーツクラブと運動部への追跡調査による生涯スポーツ社会構築の可能性

研究課題

研究課題/領域番号 20500539
研究機関横浜国立大学

研究代表者

海老原 修  横浜国立大学, 教育人間科学部, 教授 (50185138)

キーワード総合型地域スポーツクラブ / 運動部 / 生涯スポーツ社会 / 出生コーホート分析 / スポーツ・キャリア分析
研究概要

生涯スポーツ社会構築に向けて、当該地域で展開されるスポーツ・プログラムへのモニタリング調査を通じて、(1)運動・スポーツ実施状況、スポーツ施設利用状況、学校運動部やスポーツ少年団との連携状況、中高年齢者や障害者のスポーツ参加状況など、地域住民のスポーツ動向を的確に把握すること、(2)彼らの運動・スポーツへのニーズを社会資本の効率的な応答の範囲で即応できるスポーツ政策やスポーツ・プログラムを提供できるシステムを構築することが必要である。成人から小中高校生のスポーツ参与に関する実態調査を初年度に引き続き実施した。回収状況は、山形県鶴岡市・7総合型地域スポーツクラブ(730件回収/2030件配布=35.96%)、SSF笹川スポーツ財団スポーツエイド事業・22総合型地域スポーツクラブ(子ども調査(233/280=83.21%);成人調査(389/475=81.89%))であった。子どものスポーツ参加モデルを横断的な分析の視点より検証し、日本体育学会にて口頭発表し、本研究調査への援用を試論した。4年間の追跡調査となる項目は、(1)個人的属性、(2)過去1年間の運動・スポーツ実施状況、(3)定期的な運動・スポーツ実施状況、(4)運動・スポーツ実施希望状況、(5)運動・スポーツへの態度などである。併行して、子ども調査に関連する就学前児の運動・スポーツの状況に関する内外の調査をまとめて報告した。平成23年度以降の追跡的、調査によって、その変動を出生コーホート分析とスポーツ・キャリア分析によって同定する計画である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 「運動しない」女子生徒のスポーツ・キャリア~スポーツに結びつかない運動遊びと体育の可能性~2010

    • 著者名/発表者名
      海老原修
    • 雑誌名

      日本体育学会体育社会学専門分科会発表論集

      ページ: 24-29

  • [雑誌論文] 男女の運動・スポーツ格差を探る~SSF子ども・青少年のスポーツライフ・データ2010から~2010

    • 著者名/発表者名
      工藤保子・海老原修
    • 雑誌名

      日本体育学会体育社会学専門分科会発表論集

      ページ: 30-34

  • [学会発表] 「運動しない」女子生徒のスポーツ・キャリア~スポーツに結びつかない運動遊びと体育め苛能性-2010

    • 著者名/発表者名
      海老原修
    • 学会等名
      日本体育学会第61回大会
    • 発表場所
      中京大学
    • 年月日
      2010-09-08

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公開日: 2012-07-19  

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