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2008 年度 実績報告書

先進的な競泳のスタート・スキルの提案

研究課題

研究課題/領域番号 20500543
研究機関京都工芸繊維大学

研究代表者

野村 照夫  京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 教授 (60189438)

キーワード生物・生体工学 / スポーツ科学 / 水泳
研究概要

バックプレート付きスタート台が競泳のスタート動作に及ぼす影響について検討した。
北京オリンピック後、競泳のスタート台の後方に陸上競技のスターティングブロックのようなバックプレートを付けることが国際水連によって認められた。先進的なスタートスキルを提案する一貫として、バックプレート付きスタート台が、スタート動作に及ぼす影響を検討することを目的とした。大学男子競泳選手10名を対象とし、傾斜角10度の従来型のスタート台およびバックプレートを設置したスタート台からトラックスタートを試技条件とした。スタート動作をビデオ撮影し、身体各部の座標を2次元DLT法にて取得し、主に台上の動作について比較検討した。
その結果、バックプレート条件で、ブロック時間は10人中7名に約0.2秒の短縮が認められた。離台時の重心速度ベクトルの大きさには明らかな差は見られなかったが、鉛直方向成分は、-0.872m/sから-0.683m/sと有意に下向きの運動が抑制された(p<0.05)。したがって、バックプレート付きスタート台は、競泳のスタート動作における離台方向を水平方向に近づける作用を持つと推察される。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] バックプレート付きスタート台が競泳のスタート動作に及ぼす影響2009

    • 著者名/発表者名
      野村照夫, 赤井聡文, 谷川哲朗, 来田宣幸
    • 学会等名
      日本体育学会第60回記念大会
    • 発表場所
      広島大学
    • 年月日
      2009-08-26

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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