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2008 年度 実績報告書

混住化地域における総合型地域スポーツクラブの存立構造と機能

研究課題

研究課題/領域番号 20500550
研究機関熊本大学

研究代表者

後藤 貴浩  熊本大学, 教育学部, 准教授 (20289622)

研究分担者 徳野 貞雄  熊本大学, 文学部, 教授 (40197877)
キーワード混住化地域 / 総合型地域スポーツクラブ / 地域構造分析 / 地域社会形成
研究概要

混住化地域における総合型地域スポーツクラブの存立構造と地域社会形成に関する機能を実証的に明らかにすることを目的に、本年度は、「地域構造分析枠組の構築」「総合型地域スポーツクラブの内部構造データの収集」「地域構造分析データの収集」を行った。具体的な調査・研究に入る前に、研究の全体構想と体制の組織化を行った。熊本県菊池郡大津町を対象に、行政担当者との協議を経て、調査対象地域に典型的混住化地域である「新区」及び「後迫区」、比較対象として新興住宅の「日吉が丘区」、農村の「吹田区」を選定した。
1.大津町全域の地域構造概要の把握:大津町全域において実地調査を行い、行政区ごとの地域構造を記載した地図を作製した。
2.地域構造分析枠組の構築:研究分担者と協力し、地域構造分析に必要なデータ項目を整理し、アンケート調査用紙及びインタビュー調査項目を作成した。
3.総合型地域スポーツクラブ「クラブおおづ」の内部構造データの収集:クラブの会長及び事務局へのインタビュー、資料収集を行い、活動状況、活動課題等について整理した。合わせて、熊本県の全総合型地域スポーツクラブ(47クラブ)に対し、地域との関係性に関するアンケート調査を実施した。
4.地域構造分析データの収集:対象行政区の区長と打ち合わせ会議を行い、調査内容及びスケジュールについて調整した。対象区の全世帯を対象にアンケート調査を実施した。平成21年3月末で「日吉が丘区」「吹田区」で回収を終え、データの整理中である。インタビュー調査は「後迫区」3回、「目吉が丘区」1回、「吹田区」1回、「新区」1回を実施し、歴史的・地理的特性についてデータを収集した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 農山村の生活構造と総合型地域スポーツクラブ : 生活のあり様とスポーツ実践の関係性に着目して2008

    • 著者名/発表者名
      後藤貴浩
    • 雑誌名

      体育学研究 53

      ページ: 375-389

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 公共スポーツ施設における指定管理者制度の社会学的意味2008

    • 著者名/発表者名
      後藤貴浩
    • 雑誌名

      熊本大学教育学部紀要 人文科学 57

      ページ: 219-228

  • [学会発表] 公共スポーツ施設における指定管理者制度の意味2009

    • 著者名/発表者名
      後藤貴浩
    • 学会等名
      日本スポーツ社会学会 第18回大会
    • 発表場所
      関西大学
    • 年月日
      2009-03-24

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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