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2010 年度 実績報告書

旧東ドイツスポーツ関係者の言説ー自叙伝的著作の分析を中心に

研究課題

研究課題/領域番号 20500570
研究機関金沢大学

研究代表者

寳學 淳郎  金沢大学, 保健管理センター, 准教授 (70313822)

キーワード東ドイツ / スポーツ史 / 自叙伝的著作
研究概要

本研究は、社会主義の模範といわれ、スポーツ分野においても世界の注目を集めたドイツ民主共和国(以下、東ドイツと表記)のスポーツ史を再構成するための基礎的研究として、ドイツ統合(1990年)後に語られた旧東ドイツ関係者の言説について自叙伝的著作を中心に検討するものである。
今年度では、ドイツ統合後から現在までに、自叙伝的著作などで、旧東ドイツのスポーツ関係者が東ドイツスポーツ及びその周辺について何を多く論じているのか、それをどのように論じているのかを明らかにし、先行研究や同時期の研究との比較のうえで、その特徴を検討ことを目標とした。そして、その研究成果を学会などで公にすることを課題とした。
研究の結果、この時期の著作では、1998年以前の著作と比べて、東ドイツスポーツのネガティブな側面への言及が少ないことなどが明らかになった。再統一後のドイツにおける東ドイツ、東ドイツ市民、東ドイツスポーツなどに対する不当な扱いなどが反映しているように考えられた。
それらの結果をスポーツ史学会第24回大会(2010年11月)、平成22年度筑波大学体育史研究会(2011年2月)において発表した。
東ドイツや東ドイツスポーツに否定的な立場の東ドイツスポーツ関係者にインタビューすることが今後の課題である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011 2010

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 旧東ドイツスポーツ関係者H.Hettrich氏とK.Huhn氏へのインタビュー2011

    • 著者名/発表者名
      寳學淳郎
    • 学会等名
      平成22年度筑波大学体育史研究会
    • 発表場所
      筑波大学体育学群棟(茨城)
    • 年月日
      2011-02-19
  • [学会発表] 旧東ドイツスポーツ関係者の言説-自叙伝的著作(2001-2007年)の分析を中心に2010

    • 著者名/発表者名
      寳學淳郎
    • 学会等名
      スポーツ史学会第24回大会
    • 発表場所
      大和郡山市商工会館(奈良)
    • 年月日
      2010-11-27

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公開日: 2012-07-19  

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