研究課題
基盤研究(C)
本研究は、熱刺激や抗酸化物質であるアスタキサンチン(Ax)投与ならびにそれらの組み合わせが、骨格筋萎縮の抑制ならびに萎縮からの回復促進の方策として有効か否かについて、筋タンパク質合成並びに分解に関わる細胞内情報伝達および筋衛星細胞の変化から検討した。その結果、熱ストレスとAx 摂取は不活動による萎縮抑制あるいは萎縮からの回復促進をもたらすが、それらの組み合わせによる相乗効果は見られなかった。これらの機序として、熱ストレスによって増大したHSP72の細胞保護・修復機能あるいはサテライト細胞の活性化によることが示唆された。
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山口体育学研究 53巻
ページ: 1-8
体力科学 59巻
ページ: 303-312
ページ: 167-174