研究課題
基盤研究(C)
グレリンは、成長ホルモン分泌と摂食に機能する胃由来のペプチドホルモンである。グレリンの廃用性筋萎縮、メタボリックシンドローム、「寝たきり」改善効果ついて検証した。後肢懸垂による廃用性筋萎縮モデルマウスへのグレリン投与は、骨格筋のインスリンシグナルを増加させ、蛋白異化作用を持つ酵素発現を抑制した。この作用は、骨格筋への直接的な作用でなく、成長ホルモン分泌と摂食亢進作用が重要であることを明らかにした。本研究の結果は、グレリンの投与は廃用性筋萎縮を抑制し、エネルギー代謝がもたらす様々な疾患や傷害に有効である可能性を示した。
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Endocr J in press