研究課題
基盤研究(C)
高濃度人工炭酸水への浸漬による生理的効果について検討した。炭酸水の主成分であるCO2は皮膚から吸収されることで、皮膚血管を拡張(末梢循環の改善)させ、温感を促進(高水温による生体への負担軽減)させることが確認できた。また、夜間睡眠前の炭酸水への入浴は、睡眠初期の体温の低下を促進させ、睡眠中の迷走神経活動を亢進させるためにより深い睡眠が得られ、積極的な疲労回復効果が期待できることが明らかとなった。
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Int J Biometheorology Vol.53, 1Jan
ページ: 25-30