研究課題
基盤研究(C)
新潟県内の中高校生を中心としたアスリートを対象として、運動誘発性喘息の診断を問診、呼吸機能検査、呼気一酸化窒素測定、各種負荷試験を組み合わせて行った。その結果、アスリート集団における喘息罹患率は、約10%と判明した。さらに吸入ステロイドを中心とした治療を導入し、多くの症例で、自覚症状・呼吸機能検査の改善が認められている。しかしながら吸入ステロイドに対して反応を示さない症例もいることが、判明してきており、今後はこういった症例に対する介入が課題である。
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