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2010 年度 研究成果報告書

虚弱高齢者に対する誤嚥性肺炎予防トレーニングの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20500621
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 応用健康科学
研究機関首都大学東京

研究代表者

山田 拓実  首都大学東京, 人間健康科学研究科, 准教授 (30315759)

研究分担者 妹尾 淳史  首都大学東京, 人間健康科学研究科, 准教授 (00299992)
研究期間 (年度) 2008 – 2010
キーワード嚥下障害 / 高齢者 / リハビリテーション / 誤嚥性肺炎
研究概要

本研究の目的は1)虚弱高齢者を対象として(A)運動トレーニング,(B)呼吸筋トレーニングを実施しての姿勢,嚥下機能,咳嗽能力に対する介入効果について明らかにすることである。デイサービス利用の要支援1・2の軽度介助高齢者52名を対象とした。介入期間は週2回3ヶ月間とした。インセンティブ・スパイロメトリ(Tri-Ball)と振動PEP療法(Acapella)を使用して呼気筋トレーニングを実施した。運動トレーニングは、低強度の筋力・柔軟性トレーニングを実施した。(A)呼吸筋トレーニング群+運動トレーニング群(B)呼吸筋トレーニング群(C)コントロール群の3群の介入前後での測定値の比較をした。(C)コントロール群と比較して(A)呼吸筋トレーニング群+運動トレーニング群(B)呼吸筋トレーニング群では、1秒量、ピークフロー、反復唾液嚥下テスト(RSST)、最大呼気・吸気口腔内圧の有意な改善がみられた。これらの改善量には有意な差はみられず交互作用はみられなかった。デイサービス利用の要支援1・2の軽度介助高齢者を対象とした週2回3ヶ月間の呼吸筋トレーニングは咳嗽力、呼吸筋筋力、嚥下機能の改善に有効であった。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] Effects of respiratory muscle training and motor functional training on the strength of cough in adult day-care use senior

    • 著者名/発表者名
      Yamada Takumi, Seno Atushi
    • 学会等名
      16th International WCPT Congress
  • [備考] ホームページ等

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公開日: 2012-01-26   更新日: 2016-04-21  

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