研究課題
基盤研究(C)
江戸時代を中心とする型紙のうち、紀年銘墨書をもつ型紙について、墨書の信憑性と有用性を証明したのち、墨書による江戸時代の型紙の編年を試みた。その結果、型紙自体の法量や型の幅は大きく変化しないが、型の天地(「送り」)は時代とともに法量を増す傾向にあることが明らかになった。また明治時代の型紙においては、型紙の幅と型の幅は大きく変化しないが、型紙及び型の天地はその末期までの間に大きく法量を増すことがわかった。
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共立女子大学家政学部紀要 第57号
ページ: 41-63
国立能楽堂調査研究 Vol.4
ページ: 7-17