研究課題
基盤研究(C)
食品の調理に伴う食物繊維の量や物理的性質の変化と、その変化が食物繊維の生理作用に与える影響について、米とさつまいもを試料として調べた。飯の食物繊維量は炒めてから炊飯することによって増加し、ラットにおける食後血糖値も低かった。さつまいもの食物繊維量は加熱によって増加し、未加熱のさつまいもよりラットの盲腸組織重量の増加を促進した。食物繊維の生理作用は調理条件によって変化し、調理加工による食物繊維の生理作用制御の可能性が示唆された。
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岐阜女子大学紀要 第39号
ページ: 49-58