研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は箸操作の左右差と視覚・認知フィードバック系との関連を明らかにすることである。そのため、健康成人に開眼と閉眼の状態で利き手と非利き手で箸操作のトレーニングを2日に1度10日間実施した。トレーニングの前と後における手の屈曲・伸展の各動作及び箸の操作を行ったときの短母指屈筋、浅指屈筋、腕橈骨筋、橈側手根屈筋の放電量を比較・検討した。その結果、箸操作のトレーニングによって神経筋協応能が改善されることが示唆された。