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2009 年度 実績報告書

生活習慣病の予防のために手のひらを活用した食事適量摂取法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 20500707
研究機関滋賀大学

研究代表者

堀越 昌子  滋賀大学, 教育学部, 教授 (30024970)

キーワード食事量 / 食事適量摂取法 / 手のひら法 / 生活習慣病予防 / 食育
研究概要

本研究の目的は、自分自身で適切な食事量をつかみ、身体の状況や運動量に応じて、食事量を調整し、管理することができる方法を確立していくことである。国ですすめている食事バランスガイドと手のひら法をつなげて、よりわかりやすい食事管理法を開発することにある。自分の手を器にして「いつでもどこでも食事量をつかむ」方法を開発し、一生涯にわたって食事管理できる方法を確立していくことをめざしている。初年度(20年度)は、食事量教育を到達段階別に4段階に分けて考案し、「手のひら」量教育の基本的な骨組みを組み立てた。手のひら法を使って効果的に量教育ができることが可能であることがわかった。到達段階別にそれぞれの獲得目標を明確にし、「手のひら」量教育の基本的な枠組みができたので、その手のひら法を使った量教育の検証も実施した。食事量の過不足がもたらす問題点については、段階別に学習できる内容にした。2年次は、肥満・痩せの人、また年齢別に手のひら法での適量摂取法を確立した。肥満の人と痩せの人は、食欲にまかせて食べたりして量感覚がつかめていない人の割合が高かったので、具体的な食事指導のあり方を「手のひら法」で確立した。
最終年度になる3年次は生活活動量による食事量の調節の方法を「手のひら法」で確立していく。主食の「ご飯量」を中心に、体重チェックと合わせて、手のひら法できめ細かく微調節していく方法を開発し検証していく。さらに食事バランスガイドのSV(サーブ)単位に手のひら法を融合させて、よりわかりやすい食事量を調節し、健康を維持していける「手のひら法」の確立をめざす。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 男子学生に対する調理実習体験の食育効果2009

    • 著者名/発表者名
      久保加織, 竹本真理子, 堀越昌子
    • 雑誌名

      日本食育学会誌 3

      ページ: 307-316

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 教材研究 滋賀の食文化 学校での取組み2009

    • 著者名/発表者名
      堀越昌子
    • 雑誌名

      日本調理科学会誌 46

      ページ: 141-143

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 竜王町山之上春祭りの食2009

    • 著者名/発表者名
      堀越昌子
    • 雑誌名

      滋賀の食事文化 18号

      ページ: 1-7

  • [学会発表] ふなずしのラジカル捕捉活性能とγ-アミノ酪酸含量2009

    • 著者名/発表者名
      久保, 藤井, 安藤, 中田, 堀越
    • 学会等名
      日本家政学会第61回大会
    • 発表場所
      兵庫県 (武庫川女子大学)
    • 年月日
      2009-08-31
  • [図書] 食の文化フォーラム27 伝統食の未来 第2章「近江の郷土食」担当2009

    • 著者名/発表者名
      岩田美代編, 堀越昌子, 他
    • 総ページ数
      28
    • 出版者
      ドメス出版
  • [図書] 新装合本 つくってみよう滋賀の味2009

    • 著者名/発表者名
      堀越昌子, 他
    • 総ページ数
      15
    • 出版者
      サンライズ出版

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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