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2009 年度 実績報告書

技術者倫理教育における事例研究ツールの開発

研究課題

研究課題/領域番号 20500740
研究機関室蘭工業大学

研究代表者

鈴木 好夫  室蘭工業大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70002920)

キーワード技術者倫理 / 事例研究 / 教材開発
研究概要

技術者倫理教育の事例研究において二つの分野で研究を行ってきた。第1の分野は、事例研究の収集とそれに基づくデータベース化の構築である。国内で市販されている教科書や資料などの収集を行った。その成果に基づいて、本年度は共著で事例研究の副読本を作成した(A5版、75ページ10章)。またデータベース化に当たっては、マルチメディアオサーリングツールソフトを作成し、このソフトは事例研究を取り扱えるデータベースにも適することが実験の結果確かめられた。またこのソフトは、素人でも簡単に操作可能であることからフリーウエアとして大学のみならず多くの教員に活用してもらうべきさらなる改良をおこなっている。これらの成果は来年度の学会に発表する予定である。
第2の研究内容は、事例研究の因果関係解析ツールの開発である。グラフ理論とISM法を活用し、事例のキーワードを入力することで事例の因果関係が階層構造的に構築できることを示した。今回はJava言語を使用して解析ツールの開発に取りかかった。その結果、3次元グラフの提示が可能となり、一段と見やすい可視化が可能となった。Java言語を活用することで、いかなるコンピュータ上でも使用できるようになった。チャレンジャー号事件などの事例をもとに実験をしてみたが、この有効性がわかった。今回の学会でこの成果を報告した。今後は、より使いやすい教材を目指すとともに、多くの事例に有効かどうかの検討を行うつもりである。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 技術倫理教育のDVD教材作成とその活用例2009

    • 著者名/発表者名
      鈴木好夫、青柳学
    • 学会等名
      電気学会研究会資料(教育フロンティア研究会)
    • 発表場所
      福井大学
    • 年月日
      2009-12-13
  • [学会発表] 事例研究階層構造解析ソフトの開発2009

    • 著者名/発表者名
      鈴木好夫
    • 学会等名
      2009年PCコンファレンス
    • 発表場所
      愛媛大学
    • 年月日
      2009-08-27

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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