研究課題/領域番号 |
20500745
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
山本 順人 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 講師 (30111090)
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研究分担者 |
細野 千春 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 准教授 (20108294)
西岡 知之 筑波技術大学, 産業技術学部, 准教授 (70310191)
城間 祥子 愛媛大学, 教育・学生支援機構, 助教 (30457379)
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キーワード | 実験心理学 / 聴覚障害者 / プログラミング言語 / 空間認知 |
研究概要 |
今年度は、これまでの予備実験の結果をもとに、最終的な実験環境の整備を行い、その元で評価実験を行った。 空間認知能力を計測するための課題については、これまでの予備実験からその有用性が確認された地図表現を用い、被験者の試行過程の追跡を重点目標として、課題の内容、被験者への提示方法、および被験者人数の増加への対応などに関して改良を行った(研究実施計画1)。 検討した課題内容、提示方法を用いて、聴覚障害学生と健聴学生に対して地図表現における進路決定に関する実験を行い、相対的・絶対的方角指示方法に基づく空間認知能力の比較と、被験者の試行錯誤過程の解析による経路決定戦略についての分析を行った(研究実施計画3)。 あわせて、出題・回答に用いるプログラミング言語Hyperlogoについて、言語アーキテクチャの再構成について検討を行った。処理系の可搬性を高めるため、仮想計算機のプラットフォームの変更を含めたシステム構成の組み直しについて検討した(研究実施計画2)。 これまでの実験結果に基づく研究成果をまとめたものを、2011年7月にアメリカ合衆国オーランド市で開催される第14回コンピュータと人間のインタラクションに関する国際学会HCII2011に投稿し、採択された(研究実施計画4) 最後に、これまでの研究成果をまとめた報告書を作成した(研究実施計画5)
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