研究分担者 |
川島 隆太 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (90250828)
邑本 俊亮 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 准教授 (80212257)
瀧本 英二 九州大学, 大学院・システム情報科学研究院, 教授 (50236395)
天野 一幸 群馬大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (30282031)
原口 和也 石巻専修大学, 理工学部, 助教 (80453356)
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研究概要 |
本研究で得られた成果のひとつにある組み合わせ論的パズルのインスタンスを生成するアルゴリズムを与えたというものがある。このパズルは計算ブロックパズルと呼ばれるもので、そのインスタンスは、nxn格子面の連結するブロックへの分割と各ブロックへの正整数の割り当てとして与えられる。そしてこのパズルは、格子面の各マスに{1,2,…,n}の整数を次の2条件を満たすように割り当てることを求めるものである。この2条件とは、各行、各列には、{1,2,…,n}の整数が1回ずつ現れるというラテン方陣条件であり、他の条件は、各ブロックのマスに割り当てられた数の合計が、そのブロックに割り当てられた整数の合計に一致するという部分条件である。このアルゴリズムは、パズルを解くときに使う推論規則としてパラメータを与えると、難易度を指定できるようになっている。そして、認知心理実験を行い、その難易度のインスタンスが生成されることを検証した。
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