研究課題
基盤研究(C)
パン酵母を生体触媒として用いて製作できるバイオ電池の開発を目指した。パン酵母によるビタミンK_3の還元挙動について検討し、最適条件を見つけた。パン酵母・エタノール・K_3Fe(CN)_6を含むリン酸緩衝液を負極側電解液、K_3[Fe(CN)_6]水溶液を正極側電解液に用いて、バイオ燃料電池を作製した。電極にはフェルト状炭素を使用し、電池の容器には使い捨て注射器を用いた。作製した電池は、小型モーターを約1時間駆動させることができ、中学校・高校・高専などにおける実験教材として利用可能である。
すべて 2011 2010 2009 2008
すべて 学会発表 (13件)