研究課題/領域番号 |
20500782
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
深田 昭三 愛媛大学, 教育学部, 教授 (50228863)
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研究分担者 |
隅田 学 愛媛大学, 教育学部, 准教授 (50315347)
溝邊 和成 甲南女子大学, 人文科学部, 教授 (30379862)
北野 幸子 福岡教育大学, 教育学部, 准教授 (90309667)
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キーワード | 科学教育 / 幼児教育 / 小学校教育 / 理科教育 / 科学的探究 |
研究概要 |
20年度の研究では、まず海外において科学教育実践事例の収集を行った。具体的には、大韓民国プサン市において科学教育において先進的な実践を行っている幼稚園6園を訪問し、それぞれの園から科学教育の現状について説明を受けた。さらに、各園の担当責任者にインタビューと質問紙調査を行い、うち3園では保育参観も行った。このインタビューと質問紙調査の結果については、21年度に分析を行って発表する予定にしている。 教材開発においては、「ころがれビーダマン!」「みずあそび」「音あそび」「風と空気」など、計10個のタイトルのもとで、それぞれのタイトルあたり複数個の一連の活動を開発した。そのうち「音あそび」などいくつかの活動は、実際に幼稚園において実践を行って効果を確かめた。また、ラーニング・センターを用いて、組織的な活動と自由な遊びを有機的に組み合わせる実践モデルの効果を検討した。 研究成果に関して、国内では、本科研メンバーが中心となって日本理科教育学会全国大会(福井大学)で課題研究を行った。海外では、タイ王国バンコク市で行われたPECERA(環太平洋乳幼児教育学会)第9回大会で、複数の発表を行った。また、Asia-Pacific Journal of Research in Early Childhood Education(査読あり)に論文が掲載された。
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