近年、大学などの大規模教育機関ばかりでなく、小規模企業やコミュニティレベルにおける教育への取り組みが活発化している。本研究では、インターネットとワンセグ放送を連携させたハイブリッド型教育システムの構築について、教育効果の観点から教育コンテンツの開発に関する調査研究および実証実験を実施した。教材作成に関しては脳科学の立場から手書きの教材の重要性や、音声品質・画像品質の教育効果における重要性が明らかになった。本研究は、今後進展するクラウド型教育システムの開発への基礎的研究として位置づけられ、今後の教育コンテンツ制作に寄与することが期待される。
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