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2012 年度 実績報告書

Webベースの汎用型コンピュータ適応型テストシステムと新しい項目反応モデルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 20500846
研究機関東邦大学

研究代表者

菊地 賢一  東邦大学, 理学部, 准教授 (50270426)

研究期間 (年度) 2008-04-08 – 2013-03-31
キーワードコンピュータ適応型テスト / CAT / 項目反応理論 / IRT
研究概要

近年、コンピュータの普及によりテストの分野でも、コンピュータ適応型テストが実用化されている。コンピュータ適応型テストは、コンピュータを用いて受験者の反応に応じて、問題を選択して出題するようなテストである。
平成24年度は、23年度までに洗い出した機能要件に基づいて、引き続きコンピュータ適応型テストシステムの開発、改良を行った。また、これまで開発を行って来たシステムを、近年、急速に普及したタブレット端末からも利用出来るようにした。
タブレット端末は、そのユーザインターフェースに特徴がある。テストという観点では、数学の図を用いた問題や計算問題などを解く際に、タッチペンによる書き込みが出来る点であり、その解答時間も記録できる。タブレット端末特有のユーザインターフェースが、テストに与える影響を検討するために、研究室所属の学生が実験を行った。その実験では、書き込み機能の有無と解答時間の関係を調べた。この実験は、初期の簡単なものであり、今後も継続して実験などを行い、考察を深めていく必要がある。
そして、今回、開発を行ったシステムは、テストという測定のための道具としての完成度だけではなく、テストを行う側が容易に利用可能であることも重要である。この実験と並行して、テストを実施する側がテスト問題などを用意するだけで、タブレット端末を用いたコンピュータ適応型テストを行えるシステムの開発も行った。
なお、平成24年度が最終年度となるので、その研究成果を日本テスト学会誌に投稿し、現在、印刷中である。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 汎用的コンピュータ適応型テストシステムの開発2013

    • 著者名/発表者名
      菊地賢一
    • 雑誌名

      日本テスト学会誌

      巻: 9巻(印刷中)

    • 査読あり

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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