研究課題
基盤研究(C)
ハミルトン量子論形成期のハミルトン・ヤコビ理論の発展と、その日本への移入過程を分析した。その結果、分光学の量子論的アプローチの際にハミルトン・ヤコビ理論が有効に使われ、また新しい概念が取り込まれたことが明らかになった。このことは、量子論研究の複合的な性質を例示するとともに、断絶していると捉えがちな量子論と古典論の連続的な側面を示した。日本への移入において重要な役割を果たしたのも、分光学を専門とする杉浦義勝らであった。
すべて 2012 2011 2010 2009 2008
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (6件)
科学史研究
巻: 第51巻(No.261) ページ: 10-17
第4回天文学史研究会集録
ページ: 60-66
第3回天文学史研究会集録
ページ: 27-35
第2回天文学史研究会集録
ページ: 61-68