研究課題
基盤研究(C)
鍾乳石の茶白の縞模様を通して過去の気候変遷を復元できるようにすることを最終目標とした研究を行い,(1)鍾乳石の茶色縞は磁鉄鉱,輝石などの鉱物を含むヒューミンとフルポ酸から構成される腐植物質から成り,洞内河川の懸濁物に由来すること,(2)鍾乳石が洞内河川に水没する増水時に茶色縞が鍾乳石に織り込まれること,(3)滴下水の方解石飽和度と滴下量に応じて鍾乳石本体(方解石)の成長は季節変動をしていることなど基礎情報として有用な多くのことがらが明らかにした
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)
大分地質学会誌 15号
ページ: 1-10
日本水文科学会誌 38巻,4号
ページ: 157-168