研究課題/領域番号 |
20510016
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 東京都市大学 |
研究代表者 |
本多 照幸 東京都市大学, 工学部, 教授 (30139414)
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連携研究者 |
持木 幸一 東京都市大学, 工学部, 教授 (80107549)
岩月 輝希 (独)日本原子力研究開発機構, 地層処分研究開発部門, 研究員 (00421678)
水野 崇 (独)日本原子力研究開発機構, 地層処分研究開発部門, 研究員 (90421669)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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キーワード | 深部地下環境 / 物質移動 / 高レベル放射性廃棄物 / 地層処分 / 変質帯 / マイナーアクチノイド / ナチュラルアナログ / ランタノイド |
研究概要 |
高レベル放射性廃棄物(HLW)処分に係わる様々な岩相を分析した結果、多くの変質帯において、天然類似元素の濃集を示した。天然類似元素は、地層中に存在するランタノイド(Ln)及びウラン、トリウムであり、HLW中の放射性物質と化学的性質が近似である。地下水等に伴いHLWから人工バリアを経て移行した放射性物質が天然の地層中に拡散するが、このような変質帯との相互作用によって、変質帯中に取り込まれ、地層中に保持され、生活環境へ到達するまでの遅延効果が期待できるものと思われる。
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