研究課題
基盤研究(C)
X線照射後にDNA合成レベルが上昇するという現象をゴーリン患者由来細胞で見出した。さらに、この患者由来細胞において、X線照射後に発現レベルが低下する遺伝子として、ユビキチン様タンパク質SUMO-3 を同定し、この遺伝子の発現を低下させると、X線照射によるDNA合成の誘導現象がみられた。この条件下で、X線照射後に細胞内含有量が変動するタンパクを2次元電気泳動法で探索したところ、腫瘍転移抑制因子NM23-H1を同定した。そして、NM23-H1の発現抑制により、X線照射によるDNA合成の誘導現象がみられた。また、X線照射後のNM23-H1タンパクの分解抑制をSUMO化が担っていることが示唆された。
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