研究課題
1)DPCsを生み出すフォルムアルデヒド系薬剤であるHMTAの抗がん作用、他の抗がん剤への増感作用について移植腫瘍系を用いて解析し、有効性を明らかにした。HMTAは、既に抗炎剤として使用されており安全性には問題がない。BrcaあるいはFancノックアウト細胞が、フォルムアルデヒドに対して感受性を示すことを明らかにしているので、これら由来の腫瘍細胞への選択的な有効性が示唆される。2)DPSs修復過程での複製鎖の挙動を解析するために、Molecular Combing法の改善を行ってきた(20年度)。この解析系は損傷修復過程、特に修復後の複製を視覚化出来る。Fen1ノックアウト細胞を用いて行い解析を行い発表した。以上2点については投稿、掲載が完了している。
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