研究課題
基盤研究(C)
細胞膜表面に局在するタンパク質分子を、in situ で迅速に検出・同定することが目的である。重要な機能を担っているタンパク質が細胞周期に依存して数分程度で変化するので、通常のラマン分光と比べて格段に高感度な測定が必須である。この要件を満たす測定手段として表面増強ラマン散乱(SERS)に着目してその有効性を検証した。その結果、モデル細胞の出芽酵母の細胞周期を、あるタンパク質を指標として非侵襲で可視化し、さらにそのタンパク質を同定することに成功した。
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