研究概要 |
本年度も,サービス・サイエンスに基づく教育活動の質測定モデルに関して,様々な角度からの研究を行い,以下のような成果をあげた。 1.キャリア教育効果を構造方程式モデリングよって分析した研究論文"Analysis of the Educational Effectiveness of Career Education at University"が,Educational Effectiveness and Factors of Quality Assuranceに掲載された。 2.学習型PDCA及びCAPDサイクルで学習活動を行った学習過程テキストデータの分析に関する研究論文"学習型PDCA及びCAPDサイクルを用いた学習過程テキスト情報の個人差を考慮した分析"が,「教育情報研究」に掲載された。 3.ベイジアン・ネットワークを用いて学生タイプ別の教育効果を測定した研究成果"Analysis of the Educational Effectiveness Considering Individual Differences using Bayesian Network"を,国際学会European Conference on Educational Research (ECER)2009で発表した。 4.樹木構造接近法を用いて受講期間分析をすることによって学生タイプ別の教育改善を研究した成果"A Study on Relationship between the Educational Effectiveness and Characteristics of Students using A Multi-Split Tree Structured Method"を,国際学会European Conference on Educational Research (ECER)2009で発表した。 5.経済通産省が推奨している社会人基礎力を高めるため,コミュニケーション能力向上のためのグループワークを行ない要素間の関係を分析した研究成果"理工系大学生のコミュニケーション能力向上のための要素の自己評価と他者評価の差異についての研究-社会人基礎力の要素間の関係の分析を中心として-"を行動計量学会誌に投稿中である。
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