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2010 年度 実績報告書

社会基盤システム信頼性最適化支援ツールの開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 20510162
研究機関東京理科大学

研究代表者

渡邉 均  東京理科大学, 工学部・第二部経営工学科, 教授 (20439920)

研究分担者 花田 真樹  東京理科大学, 工学部・第二部経営工学科, 助教 (40373039)
佐藤 直  情報セキュリティ大学院大学, 教授 (40387105)
キーワード社会インフラ / 信頼性 / 最適化 / ソフトウェア / 設計
研究概要

通信網、電力システム、空調システム、鉄道網等、社会基盤を成す各種システムにおいて、可能な高信頼化対策の中から妥当なものを容易に決定する手法を確立し、ソフトウェアツールとして具体化してWebで公開し、社会の利用に供することを目的に研究を進めている。また、平成21年度からは検討範囲を信頼性だけでなくセキュリティにも拡大し、最適なセキュリティ対策の選定にゲーム理論を応用する手法の確立を目指して検討を進めている。
平成22年度は以下の検討を行った。
(1) ディーゼルエンジン発電機、燃料電池、太陽光発電、蓄電池、系統電力など様々な出力特性の複数の電力源から、時間的に需要が変動する複数の電力需要点までが、任意の形態のネットワークで接続される電力システムを対象に供給信頼度をシミュレーションにより評価する手法は、平成20年度及び平成21年度に基本検討を終えている。平成22年度は、本手法を用いた実用的なソフトウェアを開発した。すなわち、シミュレーション対象システムの入力を簡易に行えるように、入出力インタフェース部分を充実させるとともに、自然条件等によって変動する発電量や電力需要のデータを、外部データベースにアクセスして作成するルーチン等を作成した。本ソフトウェアは、一般の利用に供するべく、所属大学の研究室HPに公開した。
(2) セキュリティに関しては、ゲーム理論利用した、セキュリティ攻撃および防御戦略の意思決定モデルの基本的な検討を行うとともに、DNS権威サーバをDNSSECに対応させるネットワーク機器の提案等の検討を行った。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2011 2010 その他

すべて 学会発表 (3件) 備考 (1件)

  • [学会発表] DNS権威サーバをDNSSECに対応させるネットワーク機器の提案2011

    • 著者名/発表者名
      龍浩一, 佐藤直
    • 学会等名
      電子情報通信学会2011年総合大会
    • 発表場所
      東京(東京都市大学)
    • 年月日
      2011-03-14
  • [学会発表] セキュリティ攻撃/防御戦略の意思決定モデルの検討2011

    • 著者名/発表者名
      鈴木亜矢子, 佐藤直
    • 学会等名
      情報処理学会平成23年 (第73回) 全国大会
    • 発表場所
      東京(東京工業大学)
    • 年月日
      2011-03-04
  • [学会発表] テロ対策ドラマにみる情報分析活動2010

    • 著者名/発表者名
      佐藤直, 谷本重和
    • 学会等名
      2010年日本社会情報学会 (JASI&JSIS) 合同研究発表大会 自由報告III-1-1
    • 発表場所
      長崎(長崎シーボルト大学)
    • 年月日
      2010-09-05
  • [備考]

    • URL

      http://watalab.ms.kagu.tus.ac.jp/

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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