研究概要 |
1.2011年5月7日より5月8日に鹿児島県桜島において,タブノキ林の調査を行い,安永溶岩で8調査区,文明溶岩で4調査区の資料を得た。両溶岩上に成立しているタブノキ林は一次遷移途上のものではなく,二次遷移途上の照葉型里由林であることが明らかとなった。 2.1の調査を補うために2011年8月20日より8月21日に文明溶岩,安永溶岩で植物相の調査を行い,二次遷移途上にあるタブノキ林の遷移段階を明らかにした。、 3.2011年12月26日より12月29日にかけて鹿児島県奄美大島の金作原,神屋両国有林で照葉原生林と照葉型里山林の調査を行った。両樹林は種組成,種多様性,高木の高さやDBHなどにおいて大きな差があることが明らかとなった。 4.3の調査を補うために2012年3月2日より3月4日に神屋国有林の調査を行った。奄美大島の照葉型里山林は地域によって種組成や種多様性に大きな差があることがわかった。 5.八丈島や生島の照葉型里山林や照葉自然林について論文としてまとめた。
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