研究概要 |
昨年度開発された特定外来生物シグナルザリガニのマイクロサテライト・マーカー5遺伝子座を用いて、北海道(3集団)、長野、滋賀の集団間で集団遺伝解析を行った.また,アメリカとカナダのグループと連携体制を組むことにより,在来生息域の標本の充実化を図った.今後,ミトコンドリアDNA解析とマイクロサテライトDNA解析の双方を通じて,シグナルザリガニの侵入域と在来息で集団遺伝解析を進める.これらをもとに,シグナルザリガニの分散や侵入に伴う遺伝的多様性の変化を明らかにする予定である. ○連携研究者 東京農業大学オホーツクキャンパス東典子,北海道大学創成研究機構小泉逸郎
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