研究課題
基盤研究(C)
現代の日本において、どのようにして死刑制度について国民的合意が可能か、をカント倫理学に立脚して市民レベルで究明した。そのために、生者と死者の相関関係の3様態に基づく近代倫理の3区分という新機軸の構想を導入することによって、殺人行為の3領域を明らかにした。つまり、行為者に定位する功利主義的な近代法、行為とその動機に定位するカントの義務倫理、行為の結果に定位する前近代の宗教倫理である。
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BULLETIN OF GRADUATE SCHOOL OF TEACHER TRAINING YAMAGATA UNIVERSITY No.2
ページ: 6-9
メディアの哲学の構築-画像の役割の検討を中心として(研究代表者:小熊正久編)(平成19年度~平成21年度科学研究費補助金・基盤研究C研究成果報告書
ページ: 48-52
西洋哲学との比較という視座から見た日本哲学の特徴およびその可能性について(研究代表者:藤田正勝編)(平成19 年度~平成21年度科学研究費補助金・基盤研究B研究成果報告書)
ページ: 129-142
地球システム・倫理学会ニューズレター No.I
ページ: 6-7
地球システム・倫理学会会報 第3号(地球システム・倫理学会編)
ページ: 113-130
ヘーゲル學報-西洋近現代哲學研究(京都ヘーゲル讀書会編) 第六号
ページ: 108-124