研究課題
基盤研究(C)
ゲラサのニコマコス『数論入門』の訳出・注釈作業を中心に据えながら,当時の思想的背景を形成する新ピュタゴラス主義の系譜においてピュタゴラス学派のマテーマタ(数論・幾何学・立体幾何学・天文学・音階学)が如何に継承され変容していったのか,その細部を文献学的論拠と共に描出する作業を通して,ピュタゴラス学派の主要断片に偽作の烙印を押す「新ピュタゴラス主義」という概念枠を一度解体し,新たな座標軸の提案を試みた.
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Studia Classica Vol.2
ページ: 369-377
International Plato Society IX Symposium Platonicum Plato's Politeia
ページ: 39-43
Studia Classica Vol.1
ページ: 95-120
『ギリシア喜劇全集第5巻』月報
ギリシャ哲学セミナー論集 Vol.5
ページ: 34-52