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2010 年度 研究成果報告書

自然の資本化に関する現象学的研究-「持続可能な開発」の倫理に向けて

研究課題

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研究課題/領域番号 20520015
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 哲学・倫理学
研究機関兵庫医療大学

研究代表者

紀平 知樹  兵庫医療大学, 共通教育センター, 准教授 (70346154)

研究期間 (年度) 2008 – 2010
キーワード環境倫理学
研究概要

研究課題では、現象学の手法を用いて持続可能な開発の倫理のための基盤を形成することを目的としている。そのために本研究課題では、持続可能性という概念の意味を明らかにすることに取り組んだ。ことに、経済学における持続可能性に関する論争をたどることによって、新古典派の理論を土台にした持続可能性の理解の限界と、サブシステンスな意味での経済のあり方がオルタナティブな持続可能性概念の基盤として考えられることを明らかにした。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2011 2010 2009 2008

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (3件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 自然の資本化-エコ・フェノメノロジーのための予備的考察2011

    • 著者名/発表者名
      紀平知樹
    • 雑誌名

      平成20年度~22年度科学研究費補助金基盤研究(C)研究成果報告書 自然の資本化に関する現象学的研究-「持続可能な開発」の倫理に向けて

      ページ: 23-38

  • [雑誌論文] 経済の二つの意味:稀少性だけが経済的価値を生み出すのか?2011

    • 著者名/発表者名
      紀平知樹
    • 雑誌名

      平成20年度~22年度科学研究費補助金基盤研究(C)研究成果報告書 自然の資本化に関する現象学的研究-「持続可能な開発」の倫理に向けて

      ページ: 39-56

  • [学会発表] 持続可能な開発とニード2010

    • 著者名/発表者名
      紀平知樹
    • 学会等名
      日本倫理学会第61回大会ワークショップ「持続可能性」の基盤と射程
    • 発表場所
      慶應義塾大学
    • 年月日
      2010-10-08
  • [学会発表] 人工資本と自然資本の代替不可能性-価値の通約不可能性2010

    • 著者名/発表者名
      紀平知樹
    • 学会等名
      応用哲学会第二回年次研究大会
    • 発表場所
      北海道大学
    • 年月日
      2010-04-24
  • [学会発表] Nanotechnology and Environmental Ethics2009

    • 著者名/発表者名
      紀平知樹
    • 学会等名
      IV JAPANESE-FRENCH SYMPOSIUM on BIOETHICS and ETHICS of SCIENCE
    • 発表場所
      西南学院大学
    • 年月日
      2009-04-18
  • [図書] ドキュメント臨床哲学(行為としての哲学)2010

    • 著者名/発表者名
      紀平知樹
    • 総ページ数
      188-212
    • 出版者
      大阪大学出版会
  • [図書] 講座哲学 知識/情報(知識の委譲とリスク社会)2008

    • 著者名/発表者名
      紀平知樹
    • 総ページ数
      35-55
    • 出版者
      岩波書店

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公開日: 2012-01-26   更新日: 2016-04-21  

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