研究課題
基盤研究(C)
ヨナスは、当初、グノーシス思想を研究する宗教史家として知られ、戦後は、独自の生命哲学を展開して生命倫理学に寄与し、さらに、地球規模での生態系破壊を抑止する人類の責任を説く環境倫理理論を唱道し、晩年は、ホロコースト以後の神概念の可能性を論じる神学的思索を展開した。本研究の目的はヨナス哲学のこれらの多様な側面の分析と統合、その全体像の提示にあり、その成果は『アウシュヴィッツ以後の神』(法政大学出版局、2009年)等に公表された。
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宗教、形而上学、宗教と倫理
巻: 11号 ページ: 5-24
京都大学宗教学研究室紀要
巻: 7巻 ページ: 49-84
文学論集
巻: 58巻4号 ページ: 1-23
巻: 58巻2号 ページ: 1-23
http://www2.itc.kansai-u.ac.jp/~tsina/