研究課題
基盤研究(C)
ディルタイの哲学は、従来、「生の哲学」「解釈学の哲学」とされてきたが、本研究では、(1)彼の哲学では、現実形成が意志的な作用概念から考えられていること、そして(2)彼固有の経験概念が特殊から特殊への類比に基づいて形成され、類比的把握それ自身が現実の経験として現実を形成していること、(3)これらを「新資料の基礎的研究」に基づいて解明することによって、彼の哲学を「現実と経験の哲学」、すなわち「意志的・類比的経験としての現実形成の哲学」として再構築した。
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文学論集(関西大学文学部紀要) 60巻3号
ページ: 43-60
ディルタイ研究(日本ディルタイ協会) 21号
ページ: 54-67
ディルタイ研究(日本ディルタイ協会) 20号
ページ: 129-156
ショーペンハウアー研究(日本ショーペンハウアー協会) 14号
ページ: 60-81
ショーペンハウアー研究(日本ショーペンハウアー協会) 13号
ページ: 135-156
http://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/~ikuoyama/lecture/DiltheyText.html