研究課題
基盤研究(C)
4世紀末、江南の地域に生まれた霊宝経は、仏教の影響を大きく受けた教理・儀礼の体系を作りあげ、それは道教の一つの重要な流れとして、後代にまで長く影響力を持ち続けた。本研究では、三国呉の支謙・康僧会によって訳された仏典と霊宝経との語彙・表現上の比較研究と、江蘇・浙江の地域から出土した魂瓶(神亭壺)などの出土文物の研究という両面から、初期江南仏教が道教の形成に及ぼした影響について考察した。
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三教交渉論叢続編(麥谷邦夫編)(京都大学人文科学研究所)
ページ: 99-125
(日本中国学会報) 第62集
ページ: 59-72
道教美術新論第一届道教美術史国際研討会論文集(李〓主編)(山東美術出版社)
ページ: 67-78
中日文化交流的歴史記憶及其展望(侯甬堅・江村治樹編)(陝西師範大学出版社)
ページ: 3-20