研究課題
基盤研究(C)
ジャイナ教宇宙論が聖典期から13世紀まで緩やかに変化し、ヘーマチャンドラの時点で現在知られているような内容になったことを解明した。またジャイナ教に特有な「宇宙人間」の概念が聖典期以後に現れたが、その詳細な記述は後代まで行われなかったことも明らかにした。この間の発展に功績のあったのは、多数派ではなく少数派の思想家たちであることも成果の一部である。一方、図像としての宇宙は出現が遅く、その根源には文献が先行することが確定した。
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The Proceedings of the Jaina section of DOT. (forthcoming)