研究課題
基盤研究(C)
残存する人口調査記録(人別帳)、及び文献解釈によって、19世紀前中期の江戸・東京における都市家族の実態、家意識、道徳(孝)を解明した。都市家族は、核家族が50%超を占め、江戸で家族を形成し、町々を移動しながら定着していた。家意識は、自分の家族世帯に対する愛着を特徴とする。親子間の情愛は、家族の紐帯であるが、孝養と養育を通して形成、確認される。孝は、家族による自己完結的な家族構成員の管理、そのための主体的自助努力を本質とする。
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目白大学 人文学研究
巻: 9巻 ページ: 69-84
巻: 7巻 ページ: 1-19
巻: 6巻 ページ: 15-29
目白大学 総合科学研究
巻: 5巻 ページ: 19-32
巻: 5巻 ページ: 15-29
筑波大学 哲学・思想論叢
巻: 27巻 ページ: 61-76